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住宅ローン控除を受けている途中で転勤になっても控除は受けられる?(Part2)

   

住宅ローン控除を受けている途中で転勤になっても控除は受けられる?(Part1)では、転勤で住宅ローン控除が受けられなくなるケース、転勤で住宅ローン控除が受けられるケースについて見てみました。

今回は、いったん家族全員で転居して住宅ローンが受けられなくなったものの、転勤後に戻ってきて住宅ローン控除受けたい場合の条件や必要な手続きについて見てみましょう。

転勤後に戻ってきて再居住する可能性がある場合に転居前に必要な手続き

転勤で家族そろってマイホームを離れた場合、住宅ローン控除は受けられなくなります。

しかし、数年後には戻ってきて再居住するかもしれない・・・という場合は、控除対象期間内であれば、再びローン控除を受けることができますので、転居前に必要な手続きを取っておきましょう。

まずは、「転任の命令等により居住しないこととなる旨の届出書」を税務署に提出しておきましょう。これには、控除対象の住居に居住しなくなった理由(会社命令でやむを得ず転勤しますということ)や、その年月日を記入します。「年末調整のための(特定増改築等)住宅借入金等特別控除証明書」及び「給与所得者の(特定増改築等)住宅借入金等特別控除申告書」の交付を受けている場合には、その未使用分の証明書及び申告書を添付する必要があります。(国税庁ホームページより)

合わせて、「所得税・消費税の納税地の変更に関する届出書」も提出しておくと、その後再適用を申請する時にスムーズに手続きが進みます。「所得税・消費税の納税地の変更に関する届出書」は引っ越し先の管轄税務署にも提出しましょう。

我が家では「転任の命令等により居住しないこととなる旨の届出書」を税務署に提出していなかったので、その後、ローン控除を再申請する時に手続きが大変で、税務署の方にも迷惑をかけてしまいました。

転勤後に戻ってきて住宅ローン控除が再適用される条件

転勤先で数年間過ごして再びマイホームに戻ってきた場合、控除対象期間内であれば、基本的に再び住宅ローン控除を受けることができます。但し、留守中に賃貸に出していた場合は、貸出をしていた年は控除が受けられません。貸し出しが終わった翌年からが控除対象年になります。

この場合、家屋の持ち主は転勤先に残り、家族だけが戻ってきた場合も含みます。我が家がそうでした。転勤が決まった時は家族で引っ越したものの、子供が受験する年齢が近くなり、準備期間も含めて早めに家族だけで戻ることを決断したのです。高校入学後も数年ごとに一緒に引っ越しをすることは子どもの負担になると考えたのです。約3年半、転勤先で過ごした後でした。住民票は家族だけマイホームの住所に移しました。

再び、住宅ローン控除を受けるためには確定申告を行う必要があり、確定申告書に「住宅借入金等特別控除の計算に関する明細書」や「住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書」「適用を受ける家屋の所在地がその者の住所地として記載されている住民票の写し」などの書類を添付して提出する必要があります。

会社員でも確定申告が必要です。但し、その翌年からは年末調整での住宅ローン控除が可能です。注意点ですが、住宅ローン控除の期間は、当初と変わりません。数年間控除を受けていなかったからといってその分期間が延長されるわけではありません。

引越し前に未使用分の証明書を税務署に提出していた方は、「年末調整のための(特定増改築等)住宅借入金等特別控除関係書類の交付申請」を提出して、翌年以降の年末調整用の書類をもらっておきましょう。

転勤後に戻ってきて再び住宅ローン控除をうけるために必要な手続き

さて、家族だけでも控除期間内に戻って来たなら再び住宅ローン控除を受けることが出来るのですが、確定申告が必要なことはお知らせしました。

その他に提出しておかなければならない書類は、「所得税・消費税の納税地の変更に関する届出書」です。転居前にも提出しましたが、今度は、戻ってきました!という届になりますね。

いちいち、こんなもの出さなくてもいいんじゃない?と思うかもしれませんが、住宅ローン控除の再申請をする場合、税務署に「出してください」と言われると思います。
確定申告と同時にだしてもいいかもしれません。

まとめ

転勤などの理由でいったん住宅ローン控除を受けられなくなった場合でも、控除期間内に再居住すれば、再び住宅ローン控除を受けることは可能です。

確定申告が必要になったり、いろいろな手続きが面倒ではありますが、戻ってくるお金は大きいですね。

スムーズな手続きには、転勤前から必要な届を出しておくのをおススメします。引っ越し前後は忙しくて税務関係まで頭が回りませんが、書類の提出は郵送でも可能ですので、引っ越し後に落ち着いてからでもよいのでは?(国税庁のホームページでは引越し前に!と言っていますが)

次回は、必要な手続きを行っていなかった我が家の失敗談?をお伝えしますね。

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